夏休みの旅先、混雑する移動では、財布やスマホは常に欠かさず持っていたい——そんな時に頼りになるのが、貴重品バッグや小さなショルダーバッグです。デザインや素材も気になりますが、貴重品だけを入れてコンパクトにしたい派か、ペットボトルや日傘までまとめて持ちたい派か。「容量」の感覚も、それぞれ異なりますので、スタッフが実際に中身を入れてご紹介していきます。
財布とスマホだけ入ればいいのか、折りたたみ傘やペットボトルまでまとめて持ちたいのか。重さで選びますか?素材で?デザインで?それとも容量で?どこを一番の決め手にするかで、選ぶバッグは変わってきます。容量が大きい順に、5つのブランドをご紹介します。
素材の背景や、実際に選ばれている理由もふまえながら、デザインの個性から自分に合う一つを見つけていただけたら嬉しいです。
QWSTION/ミニバケット¥17,600(税込)
財布やキーケース、折りたたみ傘、200mlのペットボトル、ハンカチ、ティッシュ、イヤホンといった小物まで、思っている以上にしっかり収納できるバッグです。容量にはまだ余裕があり、サングラスをプラスしても大丈夫なほど。正面ポケットは片手がすっぽり入るくらいの面積があり、ペットボトルもすっぽり収まってしまいます。イヤホンやリップなど、細かいものを分けて入れておきたい時にも便利です。フックが付いているので鍵を引っ掛けておけるのも安心感があります。開口部はドローコードで絞るだけなので開閉もシンプルで、しっかり閉じておけるという意味では防犯対策にもなりそうです。荷物が少ない日は、フラットな状態でショルダーとして使うこともできる、2つの顔を持つバッグ。雨の日でも気にせず使えるので、旅にはやっぱり心強い一つです。
使われているのは、本来なら廃棄されてしまうバナナの茎(アバカ)から作られた素材。軽さがありながら、耐久性や通気性、UV耐性まで備えているというから驚きです。アバカ1本からバッグを作り、使われない部分は全体の1%未満というから、ものづくりの丁寧さが伝わってきます。
使わない時は折りたためるので、機内で荷物のかさを減らしたい時に助かります。
HANSKA/巾着ショルダー KORDA¥21,450(税込)
財布やキーケース、折りたたみ傘、ペットボトル、ハンカチ、ティッシュ、イヤホンといった小物まで、こちらもしっかり収納できます。容量にはまだ余裕があり、サングラスも入ってしまうほど。外側の2つのポケットには、折りたたみ傘やペットボトルを分けて収納しておけるのも便利なところです。開口部はドローコードで絞るだけのシンプルな開閉で、しっかり閉じておけるので防犯面でも安心感があります。リネンの生地は軽く、使うほどに味わいが増していく、育てる楽しみのある旅のバッグです。
天然素材とベジタブルタンニンレザーを組み合わせて作られています。廃棄物ゼロの原則のもと、ハンドメイドで作られているというから、環境への配慮と実用性、両方を大切にしているブランドなのだと分かります。
外側のポケットに折りたたみ傘とペットボトルをそれぞれ分けて収納できるので、開けなくてもすぐ取り出せて実用的です。
CaBas/マイクロショルダー スモール¥15,400(税込)
パスポートとスマートフォン、ハンカチ程度が収まる容量です。マチがない分、厚みのあるお財布を入れてしまうと他の荷物までは入らない、コンパクトなポシェット。ただ、ペットボトルは実はさりげなく収まってしまうのだとか。刺し子生地とレザー、細めのショルダーの組み合わせは、カジュアルになりすぎない大人の雰囲気。内側にはナイロン生地が貼られていて、見えないところにも実用性が備わっています。フラップ部分だけにレザーを使っているため、軽さもこのバッグの特徴のひとつ。肌身離せない機内用の貴重品バッグとして使うのもおすすめです。
刺し子織りはもともと、柔道着や剣道着、火事装束にも使われてきた生地。引っ張りや衝撃に強い頑丈さがあるのだそうです。機械織りとはいえ、職人の技術が求められる、実は希少性の高い生地でもあります。
刺し子の凹凸感は、ナイロン系の素材よりも上品に見えます。軽さも扱いやすいのが魅力です。
Dono/【別注】ミニポシェットバッグ STUDS¥22,000(税込)
かなりコンパクトで、貴重品だけを持ちたい方に向いているサイズです。中央にカードポケットが一つあり、その前後に小ぶりなスマートフォンとミニ財布が収まります。折りたたみ傘やペットボトルを入れる容量ではないので、最低限の貴重品だけを持ちたい、という方向けかもしれません。ファスナーは長めに設計されていて、口が大きく開き、中身が取り出しやすいよう工夫されています。ショルダーはバッグの内側から長さを調整でき、ショルダーバッグから手提げバッグの長さまで対応する2WAY仕様。スタッズのアクセントと、ショルダーの調整幅の広さから、男性にもお使いいただけるユニセックスなデザインです。
植物タンニンなめしの革は、使い込むほどに柔らかくなり、艶が増していく経年変化が魅力。ただ、表面をコーティングしていない分、水や汚れは染み込みやすいので、撥水スプレーでのケアをしておくと安心です。
真鍮スタッズの主張が強すぎないので、旅先のカジュアルな服にも合わせやすく、男女問わないデザインなのでパートナーと共有して使えるのもいいところです。
SANDQVIST/ミニショルダー FLORENS¥20,900(税込)
バッグというより、丸ごとお財布のような小さなバッグです。身につける長財布として、ウエストに巻いたり斜め掛けにしたりと、常に身につけておくことができます。小さなポケットが一つあり、ホテルの鍵を入れておくのにちょうどいいサイズ。ショルダーは2本付いているので、その日の装いに応じて掛け方を選べるのも魅力です。ショルダーを外して使うこともできます。本革もショルダーも丈夫な素材でできているので、長く愛用できるクオリティなのだそうです。
化学薬品を使わないベジタブルタンニンレザーは環境への負荷が低く、使うほどに色艶が増していく経年変化を楽しめる素材。YKKのジップなど、部品一つ一つの品質へのこだわりも、この品質を支えているのかもしれません。
ショルダーが2本付いているので、シーンに応じて掛け方を変えられるのがよく、普段は財布としてそのまま使えるのも便利です。
旅先でどのバッグを選ぶかは、荷物の話であると同時に、旅そのものへの向き合い方なのかもしれません。今回ご紹介した5つのブランドは、サイズも素材も個性もそれぞれ違いますが、どれも長く付き合えるものづくりへのこだわりは共通しています。容量や使い方の希望を手がかりに、次の旅にちょうどいい一つを見つけていただけたら嬉しいです。
